教えて!田中将大選手!

年末年始のテレビ番組を今更チェックしています。というのも、今年の年末年始はずっと海外旅行に行っていた為、全くテレビを見る事が出来なかったのです。それだったらもうテレビは見れなかったものと諦めて、海外で見聞して素敵なあれこれを旅行記で書けばいいのに、と自分でも思うんですけどね。まぁ、そのうち書くかもしれませんけど。


何故旅行記よりもテレビの話を優先するのか!それは僕がテレビっ子だからです。こう見えて割と朝から晩までテレビつけっぱなしですよ。嫁もテレビっ子なのでテレビを消すインセンティブが全くありません。うちの嫁はフジテレビアナウンサーのキャリア論では国内有数の論客なので似たご趣味をお持ちのお方はどうぞ。
何を見ているかと言うと、基本ミーハーなのでアメトークとかガキの使いとかです。しかし、今回ブログでは取り上げません。たくさん笑いました、良かったよかった、以上、という感じだからです。


取り上げるのはNHKでやってた「教えて!○○選手」です。
このシリーズは、そのスポーツで活躍したいと頑張っているちびっこ達が、選手に質問のビデオレターを送り、ビデオを見た選手が質問に答えるというもの。「どうしたら○○が上手く出来ますか?」みたいな技術論っぽい話に始まり「緊張を克服するには?」みたいな精神論や、「好きな食べ物は?」みたいなプライベートな話題にも踏み込み、結果として選手への幅広いインタビューの形式が成り立っています。また、そのアドバイスを受けたちびっ子が、次の試合でどう生かせたかみたいな取材や、選手が回答するに至った背景なんかにも踏み込んでいて、ドキュメンタリーとしてしっかり出来ているという体裁。

 

今年の年末で私が見たのは
・教えて!石川佳純選手
・教えて!田中将大選手
の2本でした。

 


まず石川佳純選手のほうから。
まず石川選手のかっこいい卓球シーンから番組が始まります。バシッとスマッシュを決めた石川選手の姿を見ては、ちびっこたちもそりゃあ質問のし甲斐があるというものです。というわけで子供たちの質問ビデオレターを手に石川選手突撃。
石川佳純選手、非常にかわいいんですよこれが。おそらく自宅と思われる場所で、普段の卓球ユニフォームとは全く異なるパステルカラーのふわっとした服装に身を包んだ石川選手が、ビデオレターを受け取り一生懸命後進の子達の質問に答える様は見てて癒されます。
内容はフォアハンドの使い方から、効果的なサーブの打ち方とか非常に丁寧に答えております。また、「辛い時苦しいときどうやって乗り越えてますか」の質問には「うわ~私も辛い事がたくさんあって・・・」とか自分の経験から踏まえた乗り越え方を適宜アドバイス。


そして、それを見たちびっこ達がアドバイスを実践しようと頑張るんだよ。それで試合に出て、なんとか勝利!みたいないいシーンが出来るの。
その映像を、なんと海外遠征に行く途中の石川選手が忙しい時間の合間を縫って、ちゃんと見てるんだよね。それを見て、「私も次のオリンピックに向けて頑張らなくちゃと思いました。元気をもらいました」とか言いながら空港のロビーに消えていく石川選手締め。もうスポーツ選手の鑑だよね。

 


そして田中将大選手。
彼の場合は、野球シーンもそこそこに、何故か籠を背負って「アカッシオミニイイレッヨ!!!!」と謎の絶叫をするシーンで始まります。
多分彼はこう言っています。「赤は塩見に入れろ!」と。つまりこれは運動会の玉入れのシチュエーション。赤組に属する田中将大先週は、玉入れの的となり、籠をしょって白組が白い球を入れようとするのから逃げ回っているのです。そんな折、何故か味方であるはずの赤組の子供まで自分の籠に赤玉を放り込もうとするので、思わず「赤(組に所属してるお前ら)は(白組所属であり赤組の的であるところの)塩見に(お前らの持ってる赤い玉を)入れろ!」と叫ばずにはいられなかった模様。


そんなことはどうでもよくて、質問ですよ質問。
まずね、ビデオレターを受け取る場所、ロケーションですよ。石川選手の自宅に対して、田中選手はクリネックススタジアムのバックネット裏。「これは仕事なんだ!」という田中選手の熱い意志を感じますね。
そして何より、答えるその姿勢。石川選手は質問に対して表情豊かに「うーん」と悩んだり、ひらめくとぱっと笑顔になったり非常に多彩な反応を示しておりました。それに対して田中選手は終始仏頂面。すさまじいまでの仏頂面ローテンションで徹底しています。素晴らしい。
ちびっこたちの質問には非常に的確にアドバイスを送ります。キャッチャーの子の「セカンドまでノーバウンドで投げるにはどうしたらいいですか?」の質問に「ノーバウンドで投げなくていいんじゃないですかね?」と投げ返す。バッサリと。
この回答、実に的確なんです。むやみにノーバウンドでふわっとした送球をするよりも、ワンバンでビシっとしたボールを投げたほうが、結果いいんです。けど、けど、この仏頂面でバッサリ切り返されると、とてもコワイ!
「コントロールを良くするにはどうしたらいいですか?」「そのフォームでは怪我をしますね、ヒジを上げましょう」
「ピンチの時にはどうすればいいですか?」「気持ち、気合いです」
などと、非常に的確に切り返す様はまさに田中無双。だんだん見てて気持ち良くなってきました。
そして、回答だけですっと終了。番組の締めにはまた「アカッシオミニイイレッヨ!!!!」の絶叫が流れていました。

 

えーと、何が言いたいかと言いますとね、こんな年末の尺調整ぐらいの感じで作られてる番組でも、よくよく見ると細部にいろんな要素があって面白いなぁ、という事ぐらいですよ!!!!!