最近読んだ本 渡辺航「弱虫ペダル」

こういうの弱いんですよ。


主人公は入学したての千葉の高校生。なんとオタクで、電車賃を削ってグッズを買い集める為に毎日秋葉原までチャリで通っているというキワもの。そんな彼が自転車部にエースとして入学して来た生徒に目を付けられて、、、ロードレーサーとして開花して行く話。


入りとは全く異なり、ストーリーはいわゆるスポ根ものとして展開して行きます。見いだされる主人公のかくれた才能。それを開花させる激しいトレーニング。その過程で出会うライバル。いろんな人がいろんな強みを持ってて、その技を披露し合う場所。そこで限界に近いところで持てる力のすべてを出し切って戦う人たち。そして友情努力勝利。
もうね、まさに少年漫画の王道ですよ。


ずっと一人で自転車こいで趣味に没頭していた子がさ、チームの為に何ができるかって考えるようになって、自分の実力以上のものを大舞台で出して行く姿とかホントもう涙なしには見れませんよ。読んでて何度も何度も震えが止まらないシーンに出会えました。それだけでも感謝感激です。


具体的なシーンをどんどん貼付けていちいち解説したい気分なんだけど、ネタバレになっちゃうのですごいもったいない!!!なんの先入観もないまま読んでほしい!!!!!というのもありどうしようかというジレンマです。


というわけで、スポーツもの、少年漫画系が好きな人なら絶対楽しめる漫画。すごい良かった。まだ連載続いてるけどこれからどうなるかホント楽しみです。


近々アニメ化されるらしいんで、こっちも楽しみにしております。



弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)