Wake Up, Girlsと私 ‪6-2 WUGについて語り継ぐ事-‬

Wake Up, Girls!の物語が終わってしまった。
ようやく、ずっとどハマりしていたWake Up, Girls!への気持ちを書き綴る事が出来そうな気持ちになってきたので、以下の章立てで、順不同に書いていこうと思います。今回は6-2ぐらいです。

連載
1. 「その瞬間」以前の認識
2. 4thライブツアーで訪れた「瞬間」
3. 解散発表
4. ファイナルツアーそして
5. SSAで起こった事
6. これからの「人生第2章」にあたっての気持ち
7. 推しである吉岡茉祐さんについて


というわけで以下、連載第6回の2項です。いずれ溜まったらちゃんと章立てします。

WUGの事を語り継いで、色んな所に曲やパフォーマンスを届けていく役割

昔の事

もう6,7年前の事なんだけど、プリンセスプリンセスが震災のチャリティで期間限定で復活した時のファイナルライブでの話。ボーカルの岸谷(奥居)香のMCを今でも覚えていて。仔細はうろ覚えだけど、「解散した事でプリンセスプリンセスは、この世のどこにも居なくなってしまいましたた。それでも居なかったその十数年の間、ずっとプリンセスプリンセスの曲は流れていました。街角で、テレビで… そんな風に曲が流れてる時は、私達自体は居なくなっても、ずっとプリンセスプリンセスは生きていて、みんなの心に音楽を届けているんだと感じられて、とても嬉しかった」というような内容。


そこから続けて「私達がみんな揃って、プリンセスプリンセスとしてライブをする事はもうありません。チャリティーの期間が終われば、みんなそれぞれ歩んできた別々の人生に戻ります。それでも、またこれからずっと先、プリンセスプリンセスの曲を、どこかで聞く機会があるだろう、生き続けてくれるだろう、という安心した気持ちで終える事が出来ます」みたいな感じだったと思う。(それで後に「それでは、私達がいない間に、一番たくさん聞こえてきた曲を届けます」とか言って「M」が始まる奴)


翻って、プリンセスプリンセスの音楽だって、自然発生的に流れていた訳ではなくて、たくさんのファン達がいて、皆が良いよ、良いね、、って言い続けていたからこそ、色んな所で演奏されたり、流れたりしていた訳で。

WUGの事を語り継いでいく「役割」

じゃあ同じように、WUGちゃんの事を、一体誰が、良いよ良いねと言って、世の中に流し続けて、それをメンバーに聞かせて安心してもらうの?って言うと、それはもう昨日のあの場を見ちゃった人の役割になっちゃうよね。


奇しくも昨日吉岡さんが、同じように「もう二度とこのメンバーのセンターに立つことはない」って、言ったのも大きくて。プリンセスプリンセスの場合は、別々の人生を歩んできた期間が長すぎて、一線を退いた人もいる中で、最後の最後まで「例えチャリティーであってもやるのに反対」するような意見がずっとあって、その沢山の調整があってようやくこぎつけた再結成だったわけで。


だから吉岡さんからあんな言葉が出て来るってことは、昨日のあの場面に至るまでに、沢山の、本当に沢山の大変な事があったからこその、実感として出てきたんだろうなと想像出来るわけです。


だからこそ尚更今まさに、WUGちゃんの事を広めていく役割*1が、WUGちゃん自身からファンに完全にバトンタッチされたということなんですよね。
WUGちゃんが解散した後もずっと、そんな風に少しでも多くの人に、WUGの事を届けるお手伝いを一人一人がしたらさ、きっとそんな語り続ける声がメンバーにも届いて、安心してくれると思うんだよね。

そういう事を考えながら、これからの人生第2章を生きていくようにします。

*1:使命とか責任とかでも良いんだけど、なんか役割って言葉がしっくり来るなって