趣味は絞らないといけない話

先日から酒を飲むようになったので今日は酔っぱらってお送りしております。

こないだね、焼肉屋に行ったんですよ。
とっても美味しかったんですね。希少部位をジャンジャンだしてくれるお店で、肉の柔らかさといい、小シャレた雰囲気と良い、もう最高だったんですね。もうふわふわっと。是非あのお店は行くべきだと思いますね。


とかなんとか言ったって、全然その肉のおいしさが伝わらないんですよ。


なんでかわかりますか?それはですね。
写真が無いからなんです。
写真が無いとやっぱりさ、そういう食べ物の美味しさが全然伝わらないと思うんですね。


とか思って、写真を携帯で取るじゃん?そうするとどうもぼやけた感じの写真が出来上がってイマイチな感じになる訳よ。そこで、カメラを買う訳ですよ。デジ1とか。そうするとさ、今度は画像は鮮明だけど、どうにもアップの感じがイマイチで、構図的においしそうじゃないとかあるわけよ。
そうなってくると構図の研究したりしてさ、さらに上手い人の写真の取り方を研究するようになってさ。。。


そんな感じで趣味ってのはどんどん広がって行くと思うんですよ。それはそれでいいんですけどね。



けど、もう僕は大人なんですよ。それなりに仕事で忙しくしていたりするので、何でもかんでも手を出しては行けないと思うんですよ。


まぁその、多分なんというか、自分の中で「何かを始めるならそれなりのポジションまで突き抜けなきゃならない」みたいな考え方があるんだろうなって思ってます。つまり、勝てる勝負をしよう、その為にしっかり自分の時間を投資出来る、それだけ楽しみのあるものにしよう、ということですよ。

今からカメラを始めたところで、すごい上手な人に機材的にもテクニック的にも追いつけない訳だし、そこを没入するには、「焼き肉おいしかった。この美味しさを伝えたい」ぐらいのモチベーションじゃ多分やってけないわけなんです。


今日の飲み会は人狼会の二次会だったんですけどね、二次会からの参加で人狼自体はやってないんですよ。何人かに言っていた通りもう人狼を引退したんです。

僕が人狼を引退した理由ってのも、カメラをはじめないのと同じなんですよ。人狼は楽しいけど、なんか自分の中で上達するイメージが湧かなくなってしまったんです。やり抜くならセオリーを把握して、その中でログを取りながら相手の動きを探って、、みたいな丁寧な仕事をしていかないと行けないんですけど、多分僕はそこまでやれない。そこまでやりきれない(モチベーション的に)のであれば、多分これ以上上達しない(どっちかというと楽しい会話の中で粗捜しをするぐらいのイメージ)。であれば、中途半端にそれに時間を割くぐらいなら、「別の注力すべき事をやり抜くのにリソースを使おう」とか思ってしまう訳です。



いろいろ忙しい大人の趣味は自分が突き抜けられるところに1点集中しよう!って話ですね。


ということはですよ、せめて焼き肉のおいしさを伝えるのに、写真が使えないなら、文字だけで伝える必要がありますね。ではチャレンジしてみましょう。
「ロースの希少部位を引き立てるのはやはりタレの甘みだと思う。焼き肉を塩で食うのが通だという考え方がまかり通っているが、ことロースに関しては圧倒的にタレである。薄く広く切られた肉をさっとあぶってタレにつける。それを大盛りのライスの上にスッと乗せてライスを巻くようにして味わう事こそが、焼き肉を食べていて良かった〜と思える瞬間だと思うのです。」



こんな感じかしらね。



次回はその「突き抜ける為に時間をどんどん割いている」楽器演奏にいて何か語る予定